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神様、私をもっと生きささせて!

神様、私をもっと生きささせ!てという本を読んだことありますか?
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この本は17歳で癌に侵され4年間もの闘病生活の末
亡くなってしまった女性が
闘病生活中に書いた日記がそのまま本になっている
そこには、病気に対する怒りや悲しみが、痛みとの戦いが生々しく書かれている

なぜこの本を、読もうと思ったかと言うと
俺の友達にも癌と闘っている 今はもう闘っていたになってしまったが・・・
友がいるからで・・・

この子とは、5年間同じ家に住み!同じ職場に勤めながら!
看護学校を一緒に卒業した友だった

看護学校を無事に卒業し国家試験も受かり
さて! 今から看護師として働き始め1・2年もたたない内に
癌に侵されていることがわかり、放射線治療や手術を繰り返し
一度は職場復帰するも再び再発!そして、また手術!

先週、体調が悪くなり再び入院したと連絡があり
面会に行くと、ちょうど痛みが治まり会話もスムーズにでき
安心して俺は白馬に戻った

しかし、昨日の夕方 俺の携帯が鳴った
見ると、入院中の友達名前が出ている
鳥肌が立ち 嫌な予感がした
電話に出ると友達の妹からだった
「お兄ちゃんが・・・ 出来ればすぐに病院に来てほしい 仲の良かった友達のも連絡してほしい」っと
白馬にいた俺は慌てて帰る準備をし、友達にTELし、病院み行ける人は向かうように連絡をした

白馬の家を出て40分 病院にかけ付けた友達から電話があり
「今 ○○が亡くなった・・・」
最悪の状況は考えていたものの、その言葉は聴きたくなかった

まだ、26歳!
早すぎる・・・

早すぎでしょ・・・

本人も看護師 それなりに医療を学んだ人間として病気に対し想像を絶する
葛藤があったのではないか・・・

夜、家に行き ○○に会いに行くとホントいい顔をしていた
痛みから解放され 友達の中でも一番 好きだった 井下君も留学を終え
ちょうど日本に帰ってきて○○の最後に立ち会うことが出来た

井下君が病室に着き声を掛けた瞬間 今まで意識がなかった○○が
大声を上げ! 涙を流し!
そのまま、亡くなっていった・・・

最後の最後 井下君に会うまでは本人も頑張っていたのかも知れません・・・

5年間もの間共に学んだ友 俺らは一生 
忘れることはない そして 心の中にいき続けるであろう・・・
by fiftyfifty5050 | 2006-02-16 16:05 | 医療